誕生の経緯

当社は本来、パソコンベースの画像処理検査装置のソフトウェア受注生産が中心でした。
装置立ち上げ時には現場に入り、改善を重ね、装置を立ち上げる作業を行ってきました。そのため、現場作業者の生の声を聞きやすい立場にいました。
そしてある案件で試しに実装した「あるアルゴリズム」が、かなり面白い結果をもたらすことに気がつきました。そのアルゴリズムで検査すれば、ほかのアルゴリズムは一切使わなくてもなんら問題はありませんでした。
2003年秋、受注案件が途切れたタイミングで、今までのカスタマイズ案件で培ったノウハウを注入し、「あるアルゴリズム」のみに絞ったソフトウェアを開発。これが最初のFlexInspectorになります。
そしてこれを見た知人から「展示会に出すべき」との進言もあり、2004年6月の画像センシング展に出展を決断。(「受注開発」から「完成品販売」へ舵を切ることとなり、会社としてはまさに「決断」でした。)出展に先立って特許出願。このとき改めてこの商品の優位性を考えたのですが、数点ではなく、両手に迫る勢いでした。この優位性は2005年夏の段階でも失われていません。
現在、2004年6月、12月の展示会などで、「何か」を感じていただいた商社さま、エンドユーザーさまに、続々とご採用いただいております。また、ご採用いただくことで、多くの改善案をいただき、さらに強化されるという好循環に入っております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です