「手置」検査システムリリース間近

FlexInspectorの特徴として
1)極めて高い汎用性を持つ
2)新規品種設定が数分あればできる
3)良品として登録した画像とほぼ同じものだけを良品判定するため、歩留は劣るが不良品をシャットアウトできる
4)良品と異なる場所を明確にマーキングすることができる
というものがあります。
これらの特徴が最も活きるシステムとして
1)検査対象物のハンドリングは人の手で行う
2)検査対象物を治具にセットし、手動スイッチにて検査を行う
3)NGならば警報を鳴らし、NG箇所を画面上にマーキングする
4)目視で確認し問題ないならば、追加で良品画像として登録する
というものが考えられます。
これを実現するため
1)ノートパソコン
2)IEEE1394カメラ
3)10倍ズームレンズ
4)カメラスタンド
5)制御ボックス
などから構成される「手置」検査システムをリリースします。
当システムは
1)検査作業の品質をあげることができる
2)システム価格が大幅に下がる
3)手動運用によりうまくいくものだけを自動化することが可能となり、自動検査システム導入時のリスクを回避することができる
4)検査履歴を残すことができる
5)画像実験環境として利用可能
6)自動検査システムへの流用が可能
などのメリットが考えられます。
「省力化」で市場を形成してきたマシンビジョン業界では初の試みです。
操作性、汎用性、検出能力すべてにおいて、既存のものを超えなければ成り立たないシステムです。

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