「アトム」は作れるか

「アトム」のような知能ロボットは今後数10年では作ることができないというのが定説です。

では知能検査装置は作ることができるでしょうか。どんな欠陥が発生しても正確に認識して判断できる検査装置を作ることができるでしょうか。

「アトム」はできなくて、「検査装置」ならできるというロジックはおかしくないでしょうか。現在主流のアプローチでは「検査装置」もできないと考えるのが自然。

ただ一つ違いがあるのは、検査装置では対象物に対し基本的に良品が定義できる点。良品さえ判断できればそれでいいのです。ようは「同じ」が判断できればよいのです。

世の中の画像処理屋の多くでも、大学でも「未知のもの」や「不安定なもの」を「認識」する技術の研究開発が盛んですが、もっと「同じ」を判断する技術を研究してもいいのではないかと思います。おそらくそちらの方が「即効性」がある技術ではないでしょうか。

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