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グレーゾーンをどう処理するか

画像で検査する場合、理想的には目視検査の結果と画像検査の結果が完全に一致することが望ましいのですが、まだ技術的にその域には達していません。この一致しない領域「グレーゾーン」をどのように扱うべきでしょうか。
このグレーゾーンを良品側に振れば「不良品流出」になります。不良品側に振れば「歩留低下」になります。どちらがいいのでしょうか。
前者ならば、画像検査後に全数目視検査をしなければ不良品流出を避けられません。結局、何の工数削減にもならないわけです。一方、後者ならば「厳しい」画像検査で良品とされたものは目視再検査は必要なく、「不良品かグレーゾーン」のものだけを目視再検査すればよくなり、歩留が50%ならば50%の工数削減が可能になります。
そう考えると
・画像検査装置では100%の工数削減はきわめて難しい。
・(最終外観検査では)「グレーゾーン」を良品側へ振ってはいけない。絶対良品だけを「良品」と判断しなければならない。
・検査できない項目がある画像検査装置の結果はすべてが「グレーゾーン」。最終外観検査には使ってはいけない。
と考えます。
FlexInspectorと他の画像検査装置との最大の違いはここにあると思います。基本的に「良品とほぼ同じ」ものだけを良品と判断し「わずかな違い」でも見つけることが可能です。逆にこの「わずかな違い」を許容しきれないのがFlexInspectorの最大の弱点です。ただこの場合、良品が均一でないことが原因でありFIの問題だとは言えないような気が・・・。

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コメント

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  • コメント (2)

    • ゾロ
    • 2006年 2月 07日

    グレーゾーンあたりになると,人による目視検査の精度もあやふやになります.このため,画像検査と目視検査の結果を完全に一致させることなんか不可能だと思います.どこでもだいたい同じだと思いますが,もともとの目視検査の限度設定に関しても厳格に決めたわけではなく,現場の作業者の主観によるものが多いと思います.従って,画像検査を導入する場合,新しいことをするのだから検査基準も基本的に見直し,画像検査にあわせた新しい基準を作るくらいのつもりでやらないと,エンドレスになったり,導入効果は出しにくいと思いますが,いかがでしょうか.
     極たまに出くわすのですが(画像検査とは外れますが),目視で見える欠陥だからNGで,目視で見えなければOKということが現場では良くあります.しかし,欠陥が内在するパターンもあり,このようなものを例えば超音波探傷検査で検出する場合には,完全に基準を作り変えなくてはいけません.まあ,目視(画像)を超音波(非破壊検査)に置き換えるのだから当たり前といえば当たり前なのですが.

    • yamada
    • 2006年 2月 07日

    確かに画像検査にあわせた基準を作るべきだと思います。
    目視検査の基準を無理に適用しようとするから、話がややこしくなっていることは少なくありません。そもそも目視検査の基準もいい加減なことが多く、「えいやっ」で決めていることが少なくないようです。結果的に、製品の機能、製造の工程能力は加味されていないことに。
    良品をサンプリングすることにより統計処理し、良品の分布の中に入っているかどうかを検査するというFI方式の方が、早期異常発見という意味で効果が高いと考えられます。
    実はこの話って「画像」に限らないと思います。時系列に並べた1次元データにも適用可能だと思います。FIは「2次元配列データの良否判定ソフト」とも考えられます。