申し訳ございませんが・・・

FlexInspectorの検査能力について性能保証はできません。
ユーザーさまからのコメントで「従来のものより検査能力が格段に優れる」といただいておりますが・・・
一つの理由に、「当社として」究極の外観検査手法であり、「これ以上」は難しいと考えている点にあります。
製品のバラツキを統計処理し、検出能力と歩留まりのバランスをとった最適値で感度を設定し、抽出された欠陥候補に対し、すべての画像情報を用いて判断を行います。これにより、かなり目視検査の結果と近いものが得られています。
操作性や外部インタフェースなどはまだまだ改善の余地はあると思いますが、画像処理による「外観検査」アルゴリズムとしては完成形にあると考えています。
そしてもう一つ、外観検査装置の検査能力は「使う人の感覚」で決まる点にあります。同じ検出能力を示しても担当者が変われば違う評価になります。製造部門は歩留まり重視になりますし、品質管理部門は品質重視になります。もちろん納品先も異なる評価を出す可能性もあります。このような性質のものを「性能保証」することは難しいのではないでしょうか。だからこそ、ユーザー様自身による事前の性能評価を行っていただいてからの販売を行っています。
だから・・・
必然的に販売先は「自身で評価可能な」エンドユーザーに限られます。
「伝票だけ」の商社さまには相当取り扱いの難しい製品です。
またエンドユーザーさまによる評価が無い状態での、設備メーカー主導の引き合いも避けたいと考えています。大きな検査装置を作られても、とても当社では保証し切れません。
当社としては、エンドユーザー様の事前評価でGOを出していただけるものを作っていく。それしか考えていません。

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