人員削減の怖さ

連日、新聞などでは「人員削減」の記事が載っています。
「生産量が落ち込んだから」と説明されていますが、自動化が進んだ工程においては、生産量が変動しても、あまり余剰人員は発生しないような気がします。
とするなら、「人海戦術に頼っていた」工程が主ではないでしょうか。ならば「検査工程」ですね。
ここで「怖いな」と思うのは、再び景気が上向いたときです。
再び人海戦術で検査ができるでしょうか?
目視検査は簡単なようで、誰でもできる仕事ではないはずです。
また検査を海外の安価な労働力で対応した場合、どうなるかは・・・。
「検査装置を導入すればよい!」というのもどうかと。
検査装置はそんなに簡単に立ち上がりません。
だから未だに人海戦術なんです!
今のうちに「人海戦術に頼らなくてよい検査工程」の準備をしておかないと、大きな爆弾になりかねないような気がします。
正直、FlexInspectorを用いて検査請負業をやった方が商売になりそうな気もしています。
「誰が見ても良品」を選別します!検査工数9割削減!
みたいな感じで。
検査装置への供給は手作業でもいいわけですし。

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