検査はスピード
先日、外観検査請負業の経営者と話をする機会がありました。
検査員を教育する際は、
まず速いスピードで良品を流して、
眼をそのスピードになれさすことがスタートだそうです。
そうやっていくうちに眼、身体の動作、意識の運びにリズムが生まれて来るそうです。
つまり弊社のFIS-100のロジックと同様に良品のイメージを脳内に作っていくということです。
検査員は何か普段と違う箇所を発見したら、自然に身体が反応して手が止まるそうです。
そうやってNGを発見する手法もFIS-100のロジックと同様です。
NG箇所をしっかり把握して、一つ一つチェックしながら外観検査を行っていたら、
やたら時間がかかります。
そういう方法ではコストが合わないから、同社のような外観検査請負業にアウトソーシングすることになります。
確かに私が見た限りでも検査員の方々はもの凄いスピードで複数の箇所を検査していました。
速いスピードで検査を行うことはコスト低減につながる重要な要素です。
外観検査は、確実さに加えて、高スピードが条件であるという現実を目の当たりにしました。
コストが限られているならば、外観検査のプロフェッショナルにアウトソースするのもありだなと思います。