画像検査に欠けているもう一つの要素
顔を動かさず、かつ手を使わずに目視検査ができるでしょうか?
ここでいう「手」は目の前に持ってくる「手」ではなく、目と対象物の位置関係を変えるための「手」です。
ほとんどの画像検査装置では、カメラ1台で、それもカメラと対象物の位置関係は固定。結局、対象物の一面を見ているに過ぎず、これも画像検査の信頼性を落としている一因です。
よく目視検査と画像検査を比較し「やはり人の目は凄い」と言いますが、目が凄いんじゃなく、目視検査には「手」があるから高い検出能力を実現できるのではないでしょうか。
ほとんどの目視検査は、蛍光灯1本と「手」があり「目」がある人がいれば事足ります。これを真似ることが最短ルートでないかと思います。