外観検査で検出すべきもの
外観検査で検出すべきものは何でしょうか?
熟練の検査員しか見えない微細な欠陥でしょうか?
「なんとなく見えるような気がする」欠陥でしょうか?
本当に検出しなくてはいけないのは
機能にかかわる欠陥
クレームに直結するようなひどい欠陥
ではないでしょうか?
目視検査を強化した結果、
細かな欠陥まで見つけて破棄するようになり、
しかし集中力が持続できないために、ありえない欠陥が流出する。
強化しなければいけないのは検出能力でなく、検出能力の安定性。
外観検査の自動化の目的は「コストダウン」とされることが多いようですが、
全数を安定した基準で検査し続けることができること
必要以上に検出能力を上げないことで良品率をあげられること
が大きいと考えます。
では「見づらい機能欠陥」は?
そもそも、そのような欠陥を目視検査で対応しようとするのが間違いじゃないでしょうか。