光の波長について その1
光の波長についての一般論です。
太陽の光は白色なので、波長の長短で分けられ、白色の中にも色々な光を含んでいます。
プリズムを通せば色を分けることができますが、
波長が長い赤色光は、あまり屈折しませんし散乱の度合いが小さいです。
波長が短い青色光は、よく屈折するし散乱の度合いが大きいです。
赤色光の波長は、660【nm】
青色光の波長は、470【nm】
外観検査用途で、一般的に
赤色光はバックライトとして利用されることが多いとされます。
屈折が少なく、光の回り込みが少ないので
ワークの外形がはっきりと撮像されます。
青色光は、散乱の度合いが大きいので、
金属などの表面検査(傷等)に利用されると言われています。