ランドロイド
開発元が破綻したとのニュースが・・・
とんでもなく難しい技術にチャレンジし、それを200万以下で出そうというのはすごすぎると思っていたのと同時に、「これが売れたら自分の考え方を見直さなければ」と思っていました。
洗濯物畳みと外観検査の自動化は、「人ができること」の自動化であり、「人のほうがうまくできること」の自動化である点で類似しています。
大事なことは、自動化することにより得られる価値の大きさだと思います。それに対して運転するコストがどの程度かかるか?
うまく畳めなかったものへの対応
装置のメンテナンス、故障への対応
得られる価値に対して、運転にかかるコストは大きい。そうするとデメリットの方が大きくなる。初期コストが200万であっても、たとえ20万になっても、運用メリットがマイナスになる可能性が高いテーマではなかったかなと。
もし人がやるより10倍速く畳めたら・・・ それほど量が無いし
もし人がやるよりきれいに畳めたら・・・ だから何?
となると外観検査の自動化よりも厄介なテーマですね。
200万近いランドロイドを買って帰って、奥さんが喜ぶかどうか?
それぐらいのことを想像していなかったのかな?