検索キーワード「外観検査」

というキーワードで検索していろいろなページを見ていたのですが、あいかわらず百花繚乱。でも、ちょっと感覚が違うなかと。
バラツキの大きなものは仕方ないのですが、かなり多くのものが「良品と同じならば良品」というロジックで外観検査は可能です。コンピュータが得意とする単純な演算だけで外観検査はできます。
ただ良品自体のもつバラツキ、撮像環境のバラツキなどの影響が避けられないため、バラツキを許容した「良品の範囲」を生成する必要があります。実運用において、この「良品の範囲」をいかに手早くかつ正確に作るかがミソになります。
バラツキの大きなものは、正直、自動外観検査に投資するより工程改善に投資するべきだと思います。検査できたとしても製品のバラツキ以上の精度をもった検査は不可能です。
私の現場では、すでにステージは
1)いかに「妥当な」コストで現場に供給できるようにするか。
2)いかに現場の方に日々の運用を行なってもらえるようにするか。
3)運用上、どこまで「基準」を緩和できるのか。
にあります。
PCの能力が上がり、確かにできることは増えたかも知れません。
でも答えはもっと単純なところにあると思います。
そして本当の壁は「現場」にあり、答えも現場にしか無いと思います。

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