焦り

今日は近辺のFlexInspectorユーザー2社のところへ調整作業などを行いにでかけてきました。
#2社ともかなり大きな会社です。
1社目は小規模システムを構築し、実サンプルのボリュームテストを行っている段階です。
このユーザーさんの場合、当方ではサンプル評価は一切行っておりません。
「いけそうだ」とご判断いただき「パソコン+カメラ」でご購入。自社で実験を行い照明選定。
そして現在のシステムを構築し、ボリュームテストを行っていただいている状態です。
今日はじめて良品に近いサンプルでのランニングを見たのですが順調そうでした。
担当者の方からは「ほんとにいいソフトだ」ともコメントいただきました。
ご評価いただいていたポイントは
1)1画素ごとに二値化レベルを持つため、立体感のある「自然画」のままで検査可能である点。
2)目視との相関性が高く、官能検査とも言える結果を示す点。
だと聞きました。
そして「どうしてこれだけのことが今までできなかったのか」といつもの質問が・・・。
2社目は「あるテーマ」のため他社画像センサと性能比較を行っていただいた上で実験機としてご購入いただきました。しかしそのテーマがなくなったため、全く違う別テーマでの展開を検討されているとのことでした。ここでの課題は「画像センサとの価格勝負」一点であり、自社調達、IEEE1394カメラ使用などにより「上司を納得させる価格」に持っていきたいとのことでした。性能評価すれば差は明らかなんですが、「コスト重視」というのも理解できます。
こちらの担当者曰く、「インターネット世代で良かった。(FlexInspectorを見つけたのは)ついていた。」と。
2社とも「たまたま」見つけていただき、ご自身で試していただいたことで実績が上がっています。
FlexInspectorの検査手法は「化け物」です。「画像検査」を検討する際に「この方法を知っているのか知らないのか」はとんでもない差がでることを実感しています。知った上で他を選択するのは自由なのですが、当方の力不足で「知るところ」にできていない焦りを感じています。この方法を見つけた以上、責任を持って「知るところ」にしなければいけないと思っています。
#たぶん「この方法」で外観検査機器業界の勢力図は大きく変わると思います。
#海外工場での「目視検査作業の品質を上げる」と考えると産業構造まで変えてしまうかも。

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