ノイズ対策について 2
弊社は元々画像処理ソフトウェアの開発をメインにスタートしました。
現場でのノウハウが蓄積されるに従い、
現在は外観検査装置として、また確実に稼働するまでのサポートも行っています。
このため、ソフトウェア・電気制御・機械制御・・・
極めて広い知識が必要とされます。
この業界に限ったことではないですが、技術進歩に伴って一人一人の知識・技術は
狭く深くなってきていると言えるのではないでしょうか?
ユーザー様・商社様・装置メーカー様とコラボレーションして
案件を仕上げていくケースもよくありますが、
お互いの領域のことを多少なりとも理解して、歩み寄る誠意がないと
責任のなすりつけ合いに成りかねません。
自立したプロフェッショナルとの相互依存ならうまく行きますが、
そうでない場合は、やはり誰か統括者が必要になります。
外観検査装置は安定して動き続けて初めて意味をなします。
動かない場合は、当然に原因を追究して対策を打ちます。
電気配線のまずさ、制御盤の作りこみ方のまずさから
ノイズが発生したのが原因ということであれば、
例えそれが他社の装置メーカーの力量不足によるとしても
対策を講じます。
ノイズ発生の原因追求のためには、
テスターだけでなく
最低でもオシロスコープは準備しておきたいものです。