照明条件の工夫
目視検査であれば散乱光で検査することが基本になるかと思います。
人がどの環境下で見て外観が気になるのかというと、
大体は自然光(散乱光)がある状態です。
当たり前ですが、暗いところでは外観は気になりません。
つまりNGが見えません。
立体物の検査装置を考えると、
そのワークと照明とカメラの位置関係の問題で
ワークに影が出来て暗い部分が出来るのが普通です。
暗い箇所では検査しづらいので、
なるべく明るい部分を作りたいものです。
こういう時弊社がよく行う方法としては、
光の回り込みを期待して、
白い素材でBOXを作って、
その中でワークを検査するというものです。
BOXの中は光が散乱しているので検査し易くなります。