ロボットによる自動化のネック

マスコミのニュースでも分かるように

生産工程でのロボットの導入は加速しています。

政府も補助金や助成金でロボットの導入を後押ししています。

ではロボットを使った外観検査の自動化は進んでいるのでしょうか?

下記の記事は弊社の代表が以前投稿した記事です。

2014.9.12付 多軸ロボットとの組み合わせ

この記事でロボットを使った外観検査が加速すると期待しました。

しかしあれから2年経過して、実際に導入した例があるとはいうものの

期待通りの結果には至っておりません。

外観検査の自動化が進まない理由ははっきりしています。

やはり時間です。

ざっくりですが、多軸ロボットを使って

1,500万円かければ実現できます。(金)

1個あたり15秒かければ実現できます。(時間)

しかし客先の経営者はこう考えます。

3年で投資した金額を回収したいんだ

・・・・・

・・・・・

そうなると難しい話になってきます。

たどり着いた結論は、

品質の安定化という前提を理解して頂いた上で、

ロボットによる完全自動化を安易に目指さずに

検査の効率化・最適化を目指すことでした。

つまり、金と時間をかけないということです。

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