画像処理検査はどうあるべきか
画像処理検査装置を導入すると、ほんとうに目視検査員が要らなくなると思いますか。
目視検査員が行う「ギリギリの判断」を画像処理検査装置ができると思いますか。それも不良品を完全に流出させないで。
ロボットの知能が人に追いつくのは難しいのと同じように、画像処理検査が目視検査に追いつくことは難しい。それも間違いは許されないとなると、とてつもなく難しい。
しかしこの業界は未だに「画像処理検査はすばらしい」と・・・。
画像処理検査でできるのは良品と同じ画像になっているかを判断して「機械的に」良品を選別することまで。機械的に選別できないものは目視検査員に任す。
日々「画像処理検査はどうあるべきか」を考えて得られた答えがコレです。
「画像処理検査」はアホだから多くは任せられない。事務的なことだけやっておいてという発想です。
12月7日のセミナーの主題はこのあたり。少しずつでも気づいていただける人が増えればと思います。