「予想外」は発生する
国際画像機器展は、FIユーザーの方から近況をお聞きするいい機会になりました。
今回、いくつかのユーザーから同じような話を聞いたのですが、
「加工上、起こりえない」と思われていた不具合が見つかった
というものです。また、
微妙な形状不良であり、目視ではおそらく見つからなかっただろう
とも。
普通の画像処理検査なら
- 大事なところだけ
- できるところだけ
- 設定したところだけ
ですが、FIの場合、基本は「すべてが良品と同じか」であるため検出されたようです。
「予想外」は発生するようです。結局、「すべて」を見なければ、不良品流出は止まらない。
と考えると画像処理検査装置の仕様に「検査項目」なんていらないかも。「すべて」ですから。