意外とニーズの多い「手置き」検査装置
ここのところ、手でセットしてカメラで検査するという「手置き」検査の引き合いが続いています。
おそらく普通の画像処理検査装置のイメージでは「コストと手間に見合わない」と思います。
しかしながら、
- 汎用性が高いうえ、設定と調整が異様に簡単である。
- 画像に写りさえすればほぼ100%検出できる。
- これらの操作性、検出能力を事前に確認できる。
- システムでのコストが200万以下。
- ノートパソコンベースとすることで可搬性のあるシステムも構築できる。
となると状況が変わります。
うまく機能すれば「誰がやっても安定した製品検査ができる」わけですから、視力が低下した高齢者の方でも大丈夫ですし、「手」は潤沢な海外で、というのも可能性がでてきます。
「検査業務請負業」 なんてのも成り立つかもしれません。FI方式であれば自社で手がけてもいいかも。(画像検査装置を作っているメーカーの社内生産ラインでは、やはり・・・。かな?)