多数決決定方式

FlexInspectorは「良品」をたくさん登録することで良品範囲を決定し、その範囲に入っているかを検査する方法をとっていました。
この方法の問題は「たくさんの良品」が必要になること。
現場においては未選別の製品はたくさんあっても、事前に良品を選別して「たくさん」にするには手間がかかります。
またいったん良品範囲を決定しても、ロットが変わるとやり直しということも多々。
この問題を解決する方法として、FISではこんな方法をとっています。
1)未選別なものをたくさん登録します。9割以上は良品のはずです。
2)ここで多数決で仮の良品を決定します。
3)この仮の良品を良品登録し、ほぼ良品だけの良品範囲を生成します。
実際は流動中に直近100個の画像を記憶しておき、
任意のタイミングでこの画像に対し実行できるようにしておきます。
これにより「1クリックで調整」を実現しています(特許出願中)。

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