文字読取り機能
先日、FlexInspectorに文字読取り機能を追加したバージョンを納入したユーザー様へ伺い、流動確認作業を行いました。
インクジェットで印字した英数字が対象なのですが、印字後の熱処理のためフィルムが激しく波打ち、カメラで見ると10度ほどの傾きで1文字ごとに右上がり、左上がりと踊っている状態。「5」なんて右下がりにしたらほとんど「S」。
で読めなかったかと言えば・・・ちょっと追加登録してやったら99%程度の認識率に。
正直、現場で見るまで状態があれほど酷い(印字品質はすごく良いのですが熱処理のため)とは思ってなく、あらためて現場の生きたサンプルの怖さを実感しました。
今回は、文字読取り機能を初めて現場投入した訳ですが、こうやって現場で数を流させてもらえることは非常にありがたいことだと思います。面白い技術を作っても現場で大量に流さないとわからないことも多い。FlexInspectorという大きな柱があり、その付加機能としていろいろなことを試せる強みを感じます。
文字読取り専用機を作ろうかな・・・