検査精度について ①
どれくらい大きい物まで検査できますか?
どれくらい小さい欠陥まで検出できますか?
よくそういう質問をされます。
結論をざっくり言うと、
コストをかけて、検査時間を気にしなければ、
どんな大きさの物も検査できると思います。
分割して撮像すれば良いので。
どれくらい小さい欠陥を検出できるかも、
コストをかけて、高解像度のカメラやレンズを使用して
欠陥がカメラに映りさえすれば検出は可能だと思います。
現実として、外観検査装置を導入するかどうかは、
そのコストとタクト(検査時間)で決まってしまうのですが、
もう少し具体的な検査精度の話
例えば
最少検出サイズをどうやって算出するのか?
どのようなカメラを選定したら良いのか?
その場合、分割撮像回数は何回になるか?
を数回に分けてご説明していきたいと思います。