特異なビジネスモデル

当社のビジネスモデルは、業界においてかなり異色であることは間違いないと思います。具体的には
1)同じものをたくさん供給する
ユーザーも検査対象も千差万別といわれます。その中で圧倒的な汎用性を持つものただ一つに注力し、これをたくさん供給するという方法をとっています。そのためコストを抑えることができ、また様々な要求に対応できる「懐の広さ」を持たせることに成功しています。
現在ご成約いただいているもののいくつかは「何かに使えることは間違いない。何に使えるかをいろいろ試したい」という実験検証目的のものとなっています。
2)ソフトウェアだけを供給する
当社での守備範囲を最小限にとどめることで、FlexInspectorを取り扱っていただくメリットを販売店さまや装置メーカーさまにも十分に感じていただけるようにしています。これにより多様な販売ルートが形成され、またいくつかの汎用検査装置プロジェクトが立ち上がっています。
もっとも「会社規模」の問題があり、ハードウェアまでサポートできないというのが現実です。
3)現物主義
受注生産でなく「現物」を提示し、ユーザーさま自身が「使える」と判断されたときにはじめて供給します。
4)すべてのユーザーのために
特定ユーザーのためのカスタマイズは行いません。ユーザーからのご要求は「すべてのユーザーのために有益」と思われるもののみ「標準機能」として(ほとんどの場合)無償で追加実装します。ユーザーさまとの共同作業で開発が進められています。
5)完全独立資本での会社運営
FlexInspectorの発想は、何のしがらみも先入観も無かったためにできたものだと思います。
今後もまだしばらくは商売度外視、自由な発想でやりたいと考えています。
だから、いつまでたっても・・・
私はFlexInspectorに関わるすべての人、現場のオペレータ、生産技術担当者、装置メーカー、販売店、皆が幸せになれることを願っています。そうなるよう今後とも精進していきます。

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