ラインセンサ リターンマッチ
国際画像機器展が近くなってきました。
いろいろと予期せぬ出来事も重なりバタバタしていますが、
ようやく出展物が稼動し始めました。
まず1点目。
ラインセンサによる外観検査装置
A4クラスを32μm/画素の分解能で撮像し検査を行います。
「画素数が大きく撮像時間がかかるエリアカメラ」のように振舞います。
手でワークをセットして約7秒で検査し、欠陥部分を画面に表示します。
画像サイズは10000×7400で、撮像が3秒強、検査が2秒弱ぐらいです。
実装前基板でトライしていますが、10枚程度でもかなり安定検出できています。
被写界深度も意外に深く、5mm程度はありそうです。
64bit版FlexInspector(標準品)で動作します。
検出能力などを現場の方にご評価いただいたことはありませんが、
「新規設定時間は数分、検査時間7秒の基板検査装置」として機能する可能性があります。
当日は持ち込みサンプルの対応もいたしますので、
良品サンプル数枚といくつかのNGサンプルをお持ちください。
ただし、
1)分解能は32μm/画素。
2)照明は全方向照射のため、キズ系の欠陥はあまり見えません。
3)高さは20mm程度のクリアランスしかありません。基本的に薄板でお願いします。
これはスゴイです。まさかここまでの結果が出るとは・・・。